bashシェルスクリプトにおける連想配列に特定のキーが存在するか、存在しないかを確認する方法を解説します。
はじめに
本記事では、連想配列に指定したキーが存在するか、存在しないかを確認する方法を説明します。
連想配列の基本的な使い方については、以下をご覧ください。
キーが存在することを確認する
ここでは、特定のキーが存在することを確認する方法を説明します。
以下がサンプルコードです。
赤字部分が、キーが存在することを確認する記述です。
キーが存在する場合は「真」、存在しない場合は「偽」となります。
#!/bin/bash declare -A animals=( ["犬"]="dog" ["うさぎ"]="rabbit" ["猫"]="cat" ) if [ -n "${animals["うさぎ"]}" ]; then echo "【確認①】キーが存在します。" else echo "【確認①】キーが存在しません。" fi if [ -n "${animals["ライオン"]}" ]; then echo "【確認②】キーが存在します。" else echo "【確認②】キーが存在しません。" fi
サンプルの実行結果です。
キー「うさぎ」は存在するので、キーが存在しますと表示され、
キー「ライオン」は存在しないので、キーが存在しませんと表示されます。
【確認①】キーが存在します。 【確認②】キーが存在しません。
キーが存在しないことを確認する
ここでは、特定のキーが存在しないことを確認する方法を説明します。
以下がサンプルコードです。
赤字部分が、キーが存在しないことを確認する記述です。
キーが存在しない場合は「真」、存在する場合は「偽」となります。
#!/bin/bash declare -A animals=( ["犬"]="dog" ["うさぎ"]="rabbit" ["猫"]="cat" ) if [ -z "${animals["うさぎ"]}" ]; then echo "【確認①】キーが存在しません。" else echo "【確認①】キーが存在します。" fi if [ -z "${animals["ライオン"]}" ]; then echo "【確認②】キーが存在しません。" else echo "【確認②】キーが存在します。" fi
サンプルの実行結果です。
キー「うさぎ」は存在するので、キーが存在しますと表示され、
キー「ライオン」は存在しないので、キーが存在しませんと表示されます。
【確認①】キーが存在します。 【確認②】キーが存在しません。
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